EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ミレトスのイシドロス
© Hubertl / CC BY-SA 4.0

建築家 / Architect

ミレトスのイシドロス

Isidore of Miletus

ミレトスのイシドロス(Isidore of Miletus、6世紀)は、東ローマ帝国の幾何学者・物理学者で、アヤソフィアの設計者の一人である。アレクサンドリアとコンスタンティノープルで幾何学を講じた学者であり、古代の数学者アルキメデスの著作を初めて集成・編纂した人物としても名高い。円錐曲線、とりわけ双曲線を描くための器具を考案したとも伝えられる。

トラレスのアンテミオスとともに、皇帝ユスティニアヌス1世からアヤソフィアの設計を委ねられた。二人は建築の正規の教育を受けてはいなかったが、帝国全土から数千の労働者と稀少な石材を集める巨大事業を、その学識と組織力によって成し遂げた。アンテミオスが早くに世を去ったのちは、イシドロスが工事を主導したと考えられている。なお、558年に崩れたドームを架け直したのは、甥にあたる小イシドロスである。アヤソフィアの先駆ともいわれる小アヤソフィア(セルギオス・バッコス聖堂)も、しばしば彼の関与が指摘される建物である。

生没
442 — 537
国籍
東ローマ帝国
運動
ビザンティン建築
登録作品
2

代表作

Works
バシリカ アヤソフィア
537 · イスタンブール
アヤソフィア

東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世が6世紀に建てたコンスタンティノープルの大聖堂…

データ: Wikidata (Q310028) / 肖像: © Hubertl / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
ENTRY ID — ARC-0233