バシリカ
アヤソフィア
東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世が6世紀に建てたコンスタンティノープルの大聖堂…
建築家 / Architect
ミレトスのイシドロス(Isidore of Miletus、6世紀)は、東ローマ帝国の幾何学者・物理学者で、アヤソフィアの設計者の一人である。アレクサンドリアとコンスタンティノープルで幾何学を講じた学者であり、古代の数学者アルキメデスの著作を初めて集成・編纂した人物としても名高い。円錐曲線、とりわけ双曲線を描くための器具を考案したとも伝えられる。
トラレスのアンテミオスとともに、皇帝ユスティニアヌス1世からアヤソフィアの設計を委ねられた。二人は建築の正規の教育を受けてはいなかったが、帝国全土から数千の労働者と稀少な石材を集める巨大事業を、その学識と組織力によって成し遂げた。アンテミオスが早くに世を去ったのちは、イシドロスが工事を主導したと考えられている。なお、558年に崩れたドームを架け直したのは、甥にあたる小イシドロスである。アヤソフィアの先駆ともいわれる小アヤソフィア(セルギオス・バッコス聖堂)も、しばしば彼の関与が指摘される建物である。
東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世が6世紀に建てたコンスタンティノープルの大聖堂…
イスタンブールに建つ6世紀ビザンティン初期の集中式聖堂。ユスティニアヌス1世が…