EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ヨーゼフ・コルンホイゼル

建築家 / Architect

ヨーゼフ・コルンホイゼル

Joseph Kornhäusel

ヨーゼフ・コルンホイゼル(Joseph Kornhäusel、1782–1860)は、ウィーンを中心に活動したオーストリアの建築家である。ナポレオン戦争後のビーダーマイヤー期を代表する古典主義者として知られ、簡潔で均整のとれた構成と、劇場建築で培った内部空間の感覚で名声を得た。

リヒテンシュタイン侯ヨハン1世に仕え、ウィーンや所領のための邸宅・離宮を手がけたほか、1822年にはウィーンのヨーゼフシュタット劇場を設計した。代表作のひとつが、1824年から1826年にかけて建てたウィーンのシナゴーグ、シュタットテンペルである。街路から姿を隠すよう住居棟の内側に組み込みつつ、内部には楕円形の祈りの空間と円蓋を備えた、劇場を思わせる優美な構成で、後年の中欧シナゴーグ建築の模範となった。

派手な装飾を避け、明快な幾何学と上質な比例で空間を律するその作風は、ビーダーマイヤー期ウィーンの建築的達成を体現している。

生没
1782 — 1860
国籍
オーストリア
運動
登録作品
2

代表作

Works
データ: Wikidata (Q85548)
ENTRY ID — ARC-0906