EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

前川國男

Kunio Maekawa

前川國男(まえかわ くにお、1905年生—1986年没)は、日本にモダニズム建築を根付かせた建築家である。1928年に東京帝国大学を卒業すると、その足でパリへ渡り、日本人として初めてル・コルビュジエのアトリエに入った。約3年の修業ののち1930年に帰国し、アントニン・レーモンドの事務所を経て1935年に独立する。装飾を排した合理的な構成と、ピロティや水平連続窓といったコルビュジエ譲りの語彙を、鉄筋コンクリートの重厚な造形のなかに展開した点に特色がある。1932年の木村産業研究所(弘前)は、現存する最初期のモダニズム建築の一つとして知られる。戦後は公共建築を数多く手がけ、神奈川県立図書館・音楽堂、東京文化会館、東京都美術館、国際文化会館(坂倉準三・吉村順三との共同)などを残した。国立国会図書館東京本館も前川の事務所の設計による。その事務所からは丹下健三をはじめ多くの建築家が巣立ち、戦後日本の建築界に広く影響を及ぼした。

生没
1905 — 1986
国籍
日本
運動
モダニズム
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q129938)
ENTRY ID — ARC-0551