EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ピロティPilotis

ピロティ(pilotis)は、建物の1階部分を柱だけの開放空間とし、主要な床を地上から持ち上げる手法をいう。フランス語で「杭」を意味し、ル・コルビュジエが「近代建築の五原則」の一つに掲げたことで広く知られる。地表を歩行者や緑地に解放し、湿気を避けて居住空間を上階に確保する利点があり、20世紀のモダニズム建築で多用された。

細長い建物を地上階のコンクリートの柱列が持ち上げている
広島平和記念資料館本館(丹下健三、1955年)。ピロティで建物を地上から持ち上げるJohn feather / CC BY-SA 2.5 — Wikimedia Commons
関連様式 モダニズム建築
様式史の章 近代の宣言