EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

ミマール・ハイルッディン

Mimar Hayruddin

ミマール・ハイルッディンは、16世紀のオスマン帝国で活動した建築家である。生没年は伝わらず、確実な記録もほとんど残っていない。ミマール・スィナンの弟子であったと伝えられ、スレイマン1世の命により、1557年からモスタル(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)のネレトヴァ川に単アーチの石橋スタリ・モストを架けた。工事は約9年を要し、974年(ヒジュラ暦。西暦1566年から1567年にあたる)に完成したことが銘文から分かる。

完成時、この橋の径間は当時知られたどの石造アーチよりも大きかったとされる。前例のない規模を命じられた設計者は、支保工を外す日に自らの葬儀の支度をしていた——という逸話が伝わるが、これは伝承の域を出ない。名前以外にほとんど何も残されていないため、逸話が人物像の代わりを務めてきたともいえる。

しばしば、バヤズィト2世期の宮廷建築家ミマール・ハイレッディンと同一視されるが、活動年代が半世紀以上へだたっており、両者を同一人物とする根拠はない。本サイトでは別人として扱う。

生没
国籍
オスマン帝国
運動
登録作品
1

代表作

Works
ENTRY ID — ARC-1597