EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ピエール・コイペルス

建築家 / Architect

ピエール・コイペルス

Pierre Cuypers

ピエール・コイペルス(Pierre Cuypers, 1827–1921)は、19世紀オランダを代表するゴシック・リヴァイヴァルの建築家である。本名はペトルス・ヨセフス・フーベルトゥス・コイペルス。リンブルフ州ロールモントのカトリックの家に生まれ、アントウェルペンの美術アカデミーで学んだ。中世の「正直な構造」と職人の手仕事に範を求め、建築・彫刻・工芸を一体とみなすゲザムトクンストヴェルクの理想を生涯にわたって追った。

カトリックの建築家として百を超える教会堂を手がけ、オランダにおけるカトリック復興の象徴的な存在でもあった。世俗の代表作に、アムステルダムの二大記念碑——アムステルダム国立美術館(1885年)とアムステルダム中央駅(1889年)——があり、いずれも煉瓦と切石による豊かな装飾で知られる。中世の城を再構築したデ・ハール城の修復も名高い。

その濃厚な様式は、プロテスタントの国にはカトリック的にすぎると批判も浴びたが、今日ではオランダの近代建築を象徴する仕事として高く評価されている。

生没
1827 — 1921
国籍
オランダ王国
運動
ゴシック・リヴァイヴァル
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q540431)
ENTRY ID — ARC-0350