EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ゲザムトクンストヴェルクGesamtkunstwerk

ゲザムトクンストヴェルク(Gesamtkunstwerk)とは、建築・絵画・彫刻・工芸・音楽などの諸芸術を一つの理念のもとに統合し、全体として一個の作品とみなす考え方をいう。「総合芸術作品」と訳される。19世紀に作曲家ワーグナーが舞台芸術について唱えたことで広まったが、建築でも、内外装から家具・装飾までを一貫して設計する姿勢を指して用いられる。アムステルダム国立美術館を手がけたピエール・コイペルスや、アール・ヌーヴォーの建築家たちが、この理想を追った。