EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

アナスティローシスAnastylosis

崩落した石造建造物を、現地に残る原部材をできるかぎり用いて元の位置に組み直す修復手法。20世紀初頭に地中海世界の遺跡修復で確立し、オランダ領東インド期のジャワにも導入された。新材の補填は最小限にとどめ、位置の根拠を示せない部材は積まない。プランバナンでは原石の残存率が一定に満たない祠堂を再建しない方針がとられている。

円柱と彫像の並ぶ二層の大理石の正面
エフェソスのケルスス図書館。1970年代に原部材を組み直して正面が再建されたStefanC / CC BY-SA 2.5 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 プランバナン寺院群 ケルソネソス