EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

アパダーナApadana

アパダーナは、アケメネス朝の宮殿における大列柱謁見殿を指す。ペルセポリスのアパダーナは方形の広間に細く高い石柱を林立させ、王が朝貢の使節を迎える儀礼空間として用いられた。木造の梁を細身の石柱で支える構成は、同時代のギリシア神殿より柱間を大きくとり、広い内部空間を生んだ。基壇へ上る階段には各地から貢物を運ぶ使節の浮彫が刻まれ、帝国の多民族性を可視化した。

青空の下、石の基壇の上に細く高い円柱が数本立ち残る遺跡
ペルセポリスのアパダーナに残る石柱(前6〜5世紀)Mr.minoque / CC BY-SA 2.5 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 ペルセポリス