EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

蝋画Encaustic painting

加熱して溶かした蜜蝋に顔料を混ぜ、熱いうちに描きつける古代の絵画技法。冷えると固まるため筆致が厚く残り、乾燥した環境では褪色しにくい。ファイユームの墓室肖像画に用いられ、初期のイコンにも受け継がれた。テンペラや油彩に取って代わられ、中世以降はほとんど姿を消した。

金地を背に、鍵を持つ白髪の聖人の上半身を描いた板絵
聖カタリナ修道院の蝋画のイコン《聖ペトロ》(6〜7世紀)作者不明 / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 聖カタリナ修道院