EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

グロビゲリナ石灰岩Globigerina limestone

グロビゲリナ石灰岩(Globigerina limestone)は、マルタ諸島に広く分布する淡黄色の石灰岩で、浮遊性の有孔虫グロビゲリナの殻を多く含むことからこの名がある。鋸で切り出せるほど柔らかく加工しやすいため、先史時代の巨石神殿では戸口や祭壇、渦巻文の装飾板に使われた。のちにはバレッタをはじめとする島の都市建築の主要な石材となった。一方で風化に弱く、ジュガンティーヤなどの外壁には、より硬い珊瑚質石灰岩が使い分けられている。

関連様式 巨石建築
この用語が登場する建築 ジュガンティーヤ