EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
唐破風Karahafu
唐破風(からはふ)は、中央を山形に盛り上げ、両端へ向かって反り下がる弓形の曲線を描く破風である。「唐」の字を冠するが中国から伝わった形ではなく、日本で生まれた意匠とされる。社殿や仏堂の向拝、城郭の天守、御殿の玄関、門など、建物の顔となる部分に用いられ、直線的な屋根に柔らかな曲線と格式を添える。近世には寺社から住宅まで広く普及し、近代には銭湯の玄関などにもその形が受け継がれた。