EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
杮葺Kokerabuki (wood-shingle roofing)
厚さ2〜3ミリメートルほどの薄い木の板(杮板)を少しずつずらして幾重にも重ね、竹釘で留めていく日本の伝統的な屋根葺きの技法。材にはサワラやスギ、ヒノキなど、割り裂きやすく水に強い木が使われる。曲面にもなじみ、軽快で優美な屋根をつくれるため、書院や茶室、楼閣建築などに用いられた。桂離宮や鹿苑寺金閣が代表例である。2020年、檜皮葺などとともにユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」に含まれた。