EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ラマッスLamassu
概要
ラマッス(有翼人面牡牛)は、メソポタミア以来オリエントの宮殿門を守護した霊獣像である。人の頭、牡牛または獅子の胴、鷲の翼を組み合わせ、門の両脇に据えて邪を退けた。アケメネス朝はこの伝統を受け継ぎ、ペルセポリスの「万国の門」では巨大なラマッスが入口を固めた。柱頭にも背中合わせの双牡牛像が用いられ、梁を受ける構造材と権威の象徴を兼ねた。異文化の造形を統合する帝国の様式を示す。