EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ランセット窓Lancet window

概要

ランセット窓(lancet window)は、細く背の高い、上端が尖頭アーチで閉じる窓である。槍(lance)の穂先を思わせる輪郭からこの名がある。装飾的なトレーサリーを持たず、単独で、あるいは数本を組にして壁面に並べて用いる。

12〜13世紀の初期イングランド・ゴシックを特徴づける要素で、ソールズベリー大聖堂の連なるランセット窓がその典型である。大きなステンドグラス面を競ったフランス・ゴシックに対し、垂直性と簡素さによって内部に静かな上昇感をもたらす。

この用語が登場する建築 ソールズベリー大聖堂