EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

マスタバMastaba

マスタバ(mastaba)は、古代エジプト初期王朝期に、地下の墓室の上へ築かれた、台形状で平らな屋根をもつ日干し煉瓦または石造の墓をいう。アラビア語で「ベンチ」を意味し、その低く水平な外形に由来する。第三王朝のジェセル王の階段ピラミッドは、一基のマスタバを段状に積み上げることから生まれたとされ、のちの真正ピラミッドへと至る発展の起点に位置づけられる。

台形の建物の下に縦穴と地下の部屋を描いた断面立体図
マスタバの模式図。地上の台形の構造物の下に、竪坑と墓室が設けられるOesermaatra0069 / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 ジェセル王のピラミッド