EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
裳階Mokoshi
仏堂や塔の外壁に、本来の屋根とは別に差し掛ける庇状の下屋。雨や日射から壁体と縁を守るとともに、外観に層を加えて安定した見えをつくる。裳階をもつ塔は実際の階数より多層に見え、法隆寺金堂や薬師寺東塔がよく知られる。内部は参籠や納戸の空間に用いられることもある。
薬師寺東塔(奈良、730年頃)。各重に裳階を付けるため六重に見える三重塔663highland / CC BY 2.5 — Wikimedia Commons