EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

パピルス柱Papyriform column

ナイル河畔に茂る植物パピルスをかたどった古代エジプトの柱。柱身は茎、柱頭は花を表し、花が開いた形の「開花式」と、蕾の形の「閉花式(蕾形)」に大別される。複数の茎を束ねた形の束柱もある。パピルスは下エジプトの象徴であり、神殿の列柱室を原初の湿地に見立てる象徴性を担った。ルクソール神殿の大列柱廊は開花式、ラムセス2世の中庭は閉花式の代表例である。

夕日に照らされた、束ねた茎の形の太い石柱が並ぶ列柱
ルクソール神殿のアメンヘテプ3世の中庭。蕾形の柱頭をもつパピルス束柱が二列に並ぶJorge Láscar from Melbourne, Australia / CC BY 2.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 ルクソール神殿