巡礼教会Pilgrimage church
概要
巡礼教会(pilgrimage church)とは、聖遺物を目当てに集まる多数の巡礼者を受け入れるために発達した、中世の大規模な教会堂の類型をいう。身廊の両脇に広い側廊を設け、内陣をめぐる周歩廊と放射状の小礼拝堂を備えることで、典礼を妨げずに聖遺物の周囲を巡れるようにした点に特徴がある。フランスからスペインに至るサンティアゴ巡礼路沿いに、サン・セルナン聖堂やサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂などの作例が連なる。
関連様式
ロマネスク建築
この用語が登場する建築
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂