放射状祭室Radiating chapel
放射状祭室(radiating chapel)は、聖堂の東端で周歩廊の外側に、放射状に並べて設けられた小礼拝堂である。複数の祭壇を内陣のまわりに配置できるため、聖遺物を求めて訪れる巡礼者や、日々ミサを捧げる多数の司祭修道士の需要に応えた。周歩廊と組み合わせた東端部の構成はフランス語でシュヴェ(chevet)と呼ばれ、11世紀のロマネスクの巡礼路聖堂やクリュニー修道院の第3聖堂で発達し、ゴシックの大聖堂へと受け継がれた。
関連様式
ロマネスク建築
この用語が登場する建築
クリュニー修道院