六分ヴォールトSexpartite vault
六分ヴォールト(sexpartite vault)は、二つの柱間をひとまとめにして覆い、対角に交差する二本のリブに横断方向のリブを一本加えて、天井面を六つの区画に分けるリブ・ヴォールトの形式である。12世紀後半の初期ゴシックで広く用いられ、サンス大聖堂やノートルダム大聖堂(パリ)、ラン大聖堂に例がある。中間の柱と区画の境の柱とで受ける荷重が異なるため、太さの違う柱を交互に並べる交替支柱と結びつきやすい。盛期ゴシックでは柱間ごとに架ける四分ヴォールトが主流となったが、ブールジュ大聖堂は六分ヴォールトを保ったまま高大な身廊を実現した。
関連様式
初期ゴシック建築
この用語が登場する建築
サン=テチエンヌ大聖堂(ブールジュ)