EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

錬鉄Wrought iron

錬鉄は、炭素をほとんど含まず、加熱して鍛え延ばせる粘り強い鉄である。鋳鉄と異なり引張や曲げに強く、細長い部材や継手に向く。19世紀には圧延した型材を組んでトラスや梁とし、駅舎の大屋根や橋、塔など、軽くて大きな架構を実現する主役となった。20世紀に鋼が普及すると、構造材の座をそれに譲った。

網目状に組まれた鉄骨が上へ向かって細くなる塔の内側
エッフェル塔(1889年)を第二展望台から見上げる。錬鉄の部材で骨組みを組むkevinmcgill from Den Bosch, Netherlands / CC BY-SA 2.0 — Wikimedia Commons
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