EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

古代ジャワ建築

Ancient Javanese architecture
年代
700 — 1000
地域
ジャワ島(インドネシア)
時代
中世

古代ジャワ建築(Ancient Javanese architecture)は、おおよそ8世紀から10世紀にかけて、インドネシアのジャワ島中部で栄えた、ヒンドゥー教・仏教の寺院建築である。現地では、寺院を「チャンディ(candi)」と呼ぶ。

インドの建築から、ストゥーパ(仏塔)や、宇宙を象る曼荼羅の構成、神話を刻む浮彫りといった要素を受け継ぎつつ、ジャワ独自の感性と風土のなかで、これを昇華させた。安山岩の切石を緻密に積み、壁面を豊かな彫刻で覆うのが、その特徴である。自然の地形と一体となった構成にも、独自の工夫が見える。

仏教寺院のボロブドゥール、ヒンドゥー教寺院のプランバナンが、その双璧をなす。やがて王権の中心が東ジャワへ移ると、様式もまた、新たな展開をみせていった。

古代ジャワ建築
§1

代表建築

Buildings