EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
アレクサンドル=テオドール・ブロンニャール

建築家 / Architect

アレクサンドル=テオドール・ブロンニャール

Alexandre-Théodore Brongniart

アレクサンドル=テオドール・ブロンニャール(Alexandre-Théodore Brongniart, 1739–1813)は、18世紀後半のフランスを代表する新古典主義の建築家である。パリに生まれ、当代の古典主義建築の理論を学んだ。古代建築の秩序と比例を規範としつつ、装飾を抑えた明快な構成を得意とし、修道院や貴族の邸宅、公共建築を数多く手がけた。

その名を後世にとどめる仕事が二つある。一つはパリ証券取引所(パレ・ブロンニャール)で、ナポレオンの命により1808年に着工した、周囲を列柱で囲んだ神殿風の堂々たる古典主義建築である(完成は彼の没後、1825年)。もう一つがペール・ラシェーズ墓地の設計である。1803年に「東墓地」の計画を委ねられたブロンニャールは、整然と区画する従来の墓地観を退け、英国式庭園に着想した起伏ある景観として墓地を構想した。これは庭園墓地という新しい型の誕生であり、19世紀を通じて欧米の墓地計画に決定的な影響を与えた。

晩年もパリの都市的建築に関わり、1813年に没した。長男は、鉱物学者・地質学者でセーヴル磁器製作所長を務めたアレクサンドル・ブロンニャールである。建築作品の数こそ多くないが、墓地という主題に風景設計の発想を持ち込んだ先駆者として記憶されている。

生没
1739 — 1813
国籍
フランス
運動
新古典主義
登録作品
2

代表作

Works
データ: Wikidata (Q1342645)
ENTRY ID — ARC-0068