EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

エンリコ・ツッカリ

Enrico Zuccalli

エンリコ・ツッカリ(Enrico Zuccalli、1642頃–1724)は、バイエルン宮廷で活躍したイタリア系スイスの建築家である。スイス南部の伊語圏グラウビュンデン(ロヴェレード近郊)に生まれ、ミュンヘンでバロックを牽引した。

選帝侯マクシミリアン2世エマヌエルに仕え、ミュンヘンのテアティーナー教会の完成や、1684年から1688年のシュライスハイムのルストハイム宮殿などを手がけた。後者は円形の島に建つイタリア風の庭園別荘で、アルプス以北で初めて大規模な天井フレスコで飾られた世俗建築として知られる。さらに1701年からは、皇帝位をうかがう選帝侯の壮大な構想を受けて、シュライスハイムの新宮殿の造営に着手した。スペイン継承戦争による中断ののち、完成は後任のヨーゼフ・エフナーに引き継がれた。

ローマ仕込みの空間感覚を南ドイツに伝え、バイエルン・バロックの礎を築いた人物である。

生没
1642 — 1724
国籍
イタリア系スイス
運動
登録作品
3

代表作

Works
データ: Wikidata (Q124421)
ENTRY ID — ARC-0972