EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ヘンリー・レッドマン
© Daniel Lysons / Yale Center for British Art / CC0

建築家 / Architect

ヘンリー・レッドマン

Henry Redman

ヘンリー・レッドマン(Henry Redman、?–1528年)は、16世紀初頭のイングランドの石工棟梁である。1495年からウェストミンスター寺院の石工として記録に現れ、1516年に父(兄とする説もある)トマス・レッドマンの後を継いで同寺院の棟梁となった。1519年にはウィリアム・ヴァーチューと並んで国王付き石工棟梁に任じられ、ヘンリー8世治世前半の王室工事を担った。

寺院に隣接する聖マーガレット教会の再建では、ロバート・ストーウェルの没後の工事に関わり、1515年に着工した西塔は彼の設計とされる。1518年ごろに整った内陣を含め、再建の後半を担った寺院の石工の一人である。塔は18世紀にジョン・ジェームズが大きく作り直している。1516年にはヴァーチューとともにイートン・カレッジ西側棟とラプトンズ・タワーの設計図をまとめた。トマス・ウルジー枢機卿のもとでは、ヨーク・プレイスとハンプトン・コートの造営を主導したとされ、1525年に創設されたカーディナル・カレッジ(現在のオックスフォード大学クライスト・チャーチ)の工事にもジョン・ラビンズとともに関わった。

1528年7月10日にブレントフォードで没した。同地の聖ローレンス教会には、妻と二人の娘とともにひざまずく姿を刻んだ真鍮の記念板が残された。寺院と国王付きの棟梁職は、いずれもジョン・モルトンが引き継いだ。

生没
1528
国籍
イギリス
運動
垂直式ゴシック
登録作品
2

代表作

Works
データ: Wikidata (Q1607204) / 肖像: © Daniel Lysons / Yale Center for British Art / CC0 — Wikimedia Commons
ENTRY ID — ARC-1697