EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

石工棟梁Master mason

石工棟梁(マスター・メイソン)は、中世ヨーロッパの石造建築で設計と施工を統括した石工の長である。自らも石工として修業を積み、床や壁に原寸の図を描いて型板をつくり、石の切り出しから据え付けまで現場の職人を率いた。大聖堂や修道院では参事会や修道院長に、王室の造営では国王に雇われ、イングランドでは「国王付き石工棟梁」の職が置かれた。名前と事績が記録に残る棟梁もいるが、中世建築の設計者の多くは工事記録の断片から推定されるにとどまる。

関連様式 ゴシック建築
この用語が登場する建築 聖マーガレット教会