バロック建築
ヴュルツブルクのレジデンツ
ドイツ・ヴュルツブルクの領主司教の宮殿。バルタザール・ノイマンの設計により18…
建築家 / Architect
バルタザール・ノイマン(1687–1753)は、中欧における後期バロック建築を代表するドイツの建築家・軍事技師。ボヘミアのエーガー(現チェコ・ヘプ)に生まれ、鐘・大砲の鋳造所で修業したのちヴュルツブルクで幾何学・建築・測量を学び、生涯を砲兵将校として軍に籍を置きながら建築家として活動した。オーストリア・ボヘミア・イタリア・フランスの諸要素を統合した独自の様式を確立し、複雑な曲面と楕円を組み合わせた空間構成と、光を巧みに導くヴォールトの架構に長けた。代表作のヴュルツブルク・レジデンツは盛期バロックの宮殿建築の白眉とされ、巡礼聖堂フィアツェーンハイリゲンはドイツ・バロックの傑作として名高い。カールスルーエ宮殿の大改築では、レオポルド・レッティとともに設計案を提供し、その構想にもとづいてフリードリヒ・フォン・ケスラウが工事を実施した。
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