EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ウィリアム・ベイカー

建築家 / Architect

ウィリアム・ベイカー

William F. Baker

ウィリアム・F・ベイカー(William F. Baker、通称ビル・ベイカー、1953年— )は、超高層建築の構造設計で知られるアメリカの構造技師である。ミズーリ大学やイリノイ大学で学び、設計事務所SOMの構造部門を長く率いた。

ベイカーの名を世界に知らしめたのが、ドバイのブルジュ・ハリーファ(2010年)で採用された「バットレス・コア」構造である。中央の六角形コアから三方へ伸びる翼が互いを支え合い、塔全体に高いねじれ剛性を与えるこの方式は、鉄筋コンクリート造で828メートルという前例のない高さを可能にした。段階的なセットバックによって高所の風の渦を抑える空力的な手法とあわせ、超高層の設計に新しい指針を示した。

構造を建築デザインと一体のものとして扱う姿勢で知られ、建築家エイドリアン・スミスらと緊密に協働してきた。その業績は構造技術者としては異例の評価を集め、超高層建築の到達しうる高さそのものを押し広げた。

生没
1953
国籍
アメリカ合衆国
運動
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q834854)
ENTRY ID — ARC-0449