EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

バードギールWindcatcher (Badgir)

バードギール(بادگیر、採風塔)は、イランをはじめ中東の乾燥地帯で発達した自然換気のための塔である。屋上に立ち上がる塔状の開口が風を捉えて建物内へ導き、また熱気を排出することで、機械に頼らず室内を涼しく保つ。ヤズドなど砂漠の町の景観を特徴づける要素であり、近現代の建築家がその造形と原理を引用することも多い。テヘラン現代美術館の屋上を彩る採光塔は、この伝統を抽象化したものである。

この用語が登場する建築 テヘラン現代美術館