キルクスCircus (Roman)
キルクス(ラテン語 circus)は、古代ローマで戦車競走を行うために築かれた細長い競技場である。平面は長いU字形で、直線側の一端に出発門(カルケレス)を並べ、反対側の端を半円形に湾曲した観覧席で閉じる。走路の中央にはスピナと呼ばれる分離帯が縦に通り、戦車はその周りを何周も回って順位を競った。分離帯をもつ点で、ギリシアの競馬場(ヒッポドロモス)と区別される。代表はローマのキルクス・マクシムスで、皇帝の宮殿に接して設けられた。東ローマ帝国の首都に築かれたコンスタンティノープル競馬場もこの形式を受け継いでいる。
関連様式
ローマ建築
この用語が登場する建築
コンスタンティノープル競馬場
関連用語
スピナ