スピナSpina
スピナ(ラテン語で「背骨」)は、キルクスの走路の中央を縦に貫く低い分離帯である。ギリシア語ではエウリポスとも呼ばれた。戦車はこの周りを周回して速さを競い、両端には折り返しの目印となる標柱(メタ)が立っていた。スピナの上面は競技場でもっとも目立つ場所であり、オベリスク、彫像、記念柱、水盤などが並べられて、帝国の威信を示す野外の陳列台ともなった。コンスタンティノープル競馬場では、エジプトのオベリスクやデルポイから移された「蛇の柱」が、いまもかつてのスピナの線上に立っている。
関連様式
ローマ建築
この用語が登場する建築
コンスタンティノープル競馬場