EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

交差ヴォールトGroin vault

二つの半円筒状のヴォールトを直角に交差させて架ける天井構造。交点に稜線(グロイン)が生じることから、英語ではグロイン・ヴォールトと呼ばれる。荷重が四隅の柱や壁に集まるため柱間を広く取りやすく、側面に開口を設けやすい。古代ローマの浴場や聖堂で多用され、ロマネスク以降の身廊天井へと受け継がれた。稜線に肋(リブ)を加えて補強・意匠化したものがリブ・ヴォールトである。

四隅から交差する稜線が天井の中央で交わる白いヴォールトを見上げた写真
ヴェネツィアのサンタ・マリア・デイ・カルミニ聖堂の交差ヴォールトDidier Descouens / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
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