EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

浸水防御Defensive inundation

浸水防御は、要塞の周囲の低地や堀に意図的に水を張り、敵の接近を阻む防御法である。堰や水門で川の水を制御して浅く広い水面をつくると、攻め手は塹壕を掘ることも重い大砲を据えることもできなくなる。低地の多いオランダで発達し、近世には内陸の要塞にも取り入れられた。チェコのテレジーンでは、オフジェ川の堰と地下の水門を操作して周囲の窪地と堀を水没させる仕組みが整えられた。

関連様式 稜堡式要塞
この用語が登場する建築 テレジーン