EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ハンマービームHammer-beam roof

ハンマービーム(hammer-beam、槌梁)は、中世イングランドのゴシック建築で発達した木造屋根の架構形式。壁から短い水平材(ハンマービーム)を持ち送りのように張り出し、その上に方杖やアーチ材を組んで荷重を支えることで、中央に柱を立てずに広い空間を覆うことができる。ロンドンのウェストミンスター・ホールの屋根(1393年)はその代表例で、支柱のない一室空間を架け渡している。

壁から突き出た短い水平材と曲がった部材で組まれた三角屋根の断面線画
ハンマービーム屋根の断面図(1908年刊の辞書の挿図)Rev. Thomas Davidson 1856-1923 (ed.) / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
関連様式 垂直式ゴシック