EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
リンガLinga
リンガ(liṅga)は、シヴァ神を表す円柱状の象徴である。ヒンドゥー寺院では最奥の聖室ガルバグリハに据えられ、平面と立面の構成はこの一点に収束する。多くは石造で、注がれた水を受ける台座ヨーニと組み合わされる。四方に顔を刻んだものは四面リンガ(ムカリンガ)と呼ばれ、ネパールやカシミールに例が多い。人の姿をした像ではなく抽象的な形態が本尊となる点に、シヴァ信仰の特質が表れている。