EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

マルティリウムMartyrium

殉教者の墓や殉教の場を記念して、その真上に建てられた初期キリスト教の建築。聖遺物や聖地を「囲い、示す」ことが目的のため、会衆を収めるバシリカ式の縦軸の空間とは異なり、集中式の平面をとることが多い。両者を並置する構成も生まれ、エルサレムの聖墳墓教会ではコンスタンティヌス帝のバシリカがマルティリウムと呼ばれた。

円形に並ぶ列柱が中央の空間を囲む、明るい円堂の内部
ローマのサント・ステファノ・ロトンド聖堂(5世紀)。円形の集中式平面をもつAndrea Bertozzi / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
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