EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ピシュタークPishtaq

ピシュターク(pishtaq、ペルシア語由来)は、イスラム建築で建物正面に設けられる、四角い枠で縁取られた高い門口を指す。アーチ状の入口(イーワーン)を矩形の枠が囲み、ファサードから前方に張り出して荘厳な正面性を与える。ペルシアに発し、ムガル建築でも宮殿・廟・モスクの主入口に広く用いられた。タージ・マハルの正面入口はその代表例である。

青いドームを両脇に従え、大きなアーチを矩形の枠が囲む正面
ブハラのミル・アラブ・マドラサ(16世紀)。矩形の枠に縁取られた高い門口が正面にそびえるDavid Stanley from Nanaimo, Canada / CC BY 2.0 — Wikimedia Commons