EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

プレファブPrefabrication

建物の部材を、現場ではなく工場であらかじめ規格生産し、現場では組み立てるだけにする方式。「プレファブリケーション(前もって製作)」の略。鉄やガラスといった工業製品の登場と結びついて発達した。1851年の水晶宮は、規格化した鉄とガラスの部材を大量生産し、わずか数か月で巨大な建物を組み上げてみせた、その先駆である。工期の短縮と規模の拡大を可能にし、近代建築の前提となった。

鉄骨とガラスのヴォールト屋根の下に、樹木と大勢の人々が描かれた石版画
水晶宮(1851年)の翼廊。規格化した鉄とガラスの部材で大空間を覆うJ. McNeven / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
様式史の章 鉄とガラスの世紀