プレファブPrefabrication
建物の部材を、現場ではなく工場であらかじめ規格生産し、現場では組み立てるだけにする方式。「プレファブリケーション(前もって製作)」の略。鉄やガラスといった工業製品の登場と結びついて発達した。1851年の水晶宮は、規格化した鉄とガラスの部材を大量生産し、わずか数か月で巨大な建物を組み上げてみせた、その先駆である。工期の短縮と規模の拡大を可能にし、近代建築の前提となった。
様式史の章
鉄とガラスの世紀