EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ストラップワークStrapwork

ストラップワークは、革帯や金属板を切り抜いて折り曲げたように見せる装飾文様である。16世紀の北方ルネサンスで流行し、ネーデルラントを中心に、破風や石の縁飾り、家具・墓碑などに広く用いられた。幾何学的な渦巻きや帯が立体的に絡み合う意匠で、古典オーダーの厳格さよりも装飾性を重んじた北欧の造形感覚をよく示す。

帯状の枠が四角や円を組み合わせて絡み合う浮彫の石板
エクセター大聖堂のサー・ゲイウェン・カルーの墓碑(16世紀後半)を飾るストラップワーク作者不明 / パブリックドメイン — Wikimedia Commons