EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ホイップラッシュ曲線Whiplash curve

鞭がしなる瞬間のような、勢いよく非対称に波打つ曲線。アール・ヌーヴォーを最も特徴づける装飾モチーフで、植物の蔓や茎、髪の流れから引かれた、生命感あふれる線である。鉄やガラス、壁画や家具に取り入れられ、直線と直角を旨とした歴史主義への反発を、形そのもので表現した。

鞭のように大きくうねる茎と花を刺繍した布
ヘルマン・オブリストの刺繍壁掛け《鞭打ち(ペイチェンヒープ)》(1895年頃)。この作品の通称が曲線の名の由来となったミュンヘン市立博物館(デザイン:ヘルマン・オブリスト) / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 タッセル邸
様式史の章 世紀末の反逆