ルネサンス建築
建築家 / Architect
フェルディナンド・フーガ(Ferdinando Fuga, 1699–1782)は、フィレンツェに生まれ、ローマとナポリで活躍したイタリア後期バロックの建築家である。
ローマでは、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の正面やクイリナーレ宮殿のコンスルタ館などを手がけ、明快な構成と古典的な端正さを示した。15世紀のリアーリオ宮を全面的に改築し、現在のコルシーニ宮(後に国立古典絵画館の一翼となる)を完成させたのも彼である。後半生はナポリに移り、貧民救済施設アルベルゴ・デイ・ポーヴェリなど大規模な公共建築を残した。バロックから新古典主義へ向かう過渡期の作家として位置づけられる。