バロック建築
ドロットニングホルム宮殿
ストックホルム近郊に建つスウェーデン王室の宮殿。テッシン父子が手がけた北欧バ…
建築家 / Architect
ニコデムス・テッシン(父)(Nicodemus Tessin the Elder、1615–1681年)は、17世紀スウェーデンを代表するバロック建築家である。1615年、ポメラニアのシュトラールズントに生まれ、若くしてスウェーデンへ渡った。当初は要塞技師として測量などに従事し、建築家シモン・ド・ラ・ヴァレーや宰相アクセル・オクセンシェルナのもとで経験を積む。1646年に王室建築家に任じられ、ドイツ・イタリア・フランス・オランダを巡ってバロックの新様式を学び、1653年に帰国した。
1661年にはストックホルム初代の市建築家となり、1663年には王宮の建築家、1676年には宮廷建築家を務めた。代表作は、女王ヘドヴィグ・エレオノーラの依頼によるドロットニングホルム宮殿で、現在は世界遺産に登録されている。ほかにカルマル大聖堂やボリホルム城、ストックホルムのボンデ宮殿・ヴランゲル宮殿などを手がけ、ヴランゲル伯のスコークロステル城の計画にも関わった。
その子ニコデムス・テッシン(子)はストックホルム王宮を設計し、孫カール・グスタフ・テッシンも含めて、テッシン家はスウェーデン建築に大きな足跡を残した。
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