EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ハードロック・スタジアム
© elisfkc2 / CC BY-SA 2.0
FIG. 01 — Q864339

ハードロック・スタジアム Hard Rock Stadium

アメリカ・フロリダ州マイアミ郊外の多目的スタジアム。1987年開場。NFLのマイアミ・ドルフィンズの本拠地で、2016年の大改修により観客席を覆う独立した大屋根が架けられた。

FIG. 02 — Location25.9581° N 80.2389° W
アメリカ合衆国 フロリダ州 マイアミガーデンズ
§1 — 概要

概要

ハードロック・スタジアム(Hard Rock Stadium)は、アメリカ・フロリダ州のマイアミガーデンズにある多目的スタジアムである。1987年に開場し、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のマイアミ・ドルフィンズの本拠地として知られる。アメリカン・フットボールの試合のほか、スーパーボウルやマイアミ・オープン(テニス)など、多様な大規模イベントの舞台となっている。

歴史

ドルフィンズのオーナーであったジョー・ロビーが、それまで本拠としていたオレンジボウルに代わる新スタジアムとして建設を主導し、当初はジョー・ロビー・スタジアムと名づけられた。設計は、スポーツ施設を数多く手がけたHOKスポーツ(後にポピュラスとして独立)が担当し、1985年に着工、1987年8月に開場した。その後、命名権の売却にともない名称はたびたび変わり、2016年に現在のハードロック・スタジアムとなった。同じ2016年には、設計事務所ポピュラスによる大規模な改修が完了し、スタジアムの様相は一新された。

建築的特徴

2016年の改修で加えられた最大の要素は、観客席のほぼ全体を覆う独立した大屋根である。四本の塔に支えられたこの屋根は、競技フィールド自体には屋根をかけず、観客席にのみ日除けと雨除けを提供する。亜熱帯のフロリダの気候に応える合理的な解であり、自然光と開放感を保ちながら観客の快適性を高めている。観客席も競技に合わせて再配置され、サッカーやテニスなど多目的の利用に対応する構成へと改められた。

意義・現在

ハードロック・スタジアムは、改修によって機能を更新し続ける現代の大規模スタジアムのあり方を示す一例である。2020年のスーパーボウルの会場となり、2026年のFIFAワールドカップの会場の一つにもなっており、国際的なスポーツイベントの拠点として機能している。

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LAST EDIT — 2026.06.29
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