エミレーツ・スタジアム Emirates Stadium
ロンドン北部イズリントンに建つ、サッカークラブ「アーセナル」の本拠地。2006年開場、約6万人を収容するボウル型の競技場で、設計はポピュラス。命名権を取得したエミレーツ航空にちなむ。プレミアリーグを代表する近代的なスタジアムである。
§1 — 概要概要
エミレーツ・スタジアムは、ロンドン北部のイズリントンに建つ、サッカークラブ「アーセナル」の本拠地である。2006年に開場し、約6万人を収容するロンドン有数の大スタジアムとして知られる。すり鉢状に観客席を巡らせたボウル型の客席を、四基の巨大なトラスから張り出す屋根が覆う、現代的な競技場である。
歴史
アーセナルは長らく、1913年以来の本拠地ハイバリーを使ってきたが、住宅に囲まれた立地ゆえ観客席の拡張が難しく、より大きなスタジアムを求めて近隣のアシュバートン・グローブへの移転を決めた。設計はスタジアム建築を得意とするポピュラスが手がけ、2004年に着工、2006年に完成した。命名権をアラブ首長国連邦の航空会社エミレーツが取得したことから、「エミレーツ・スタジアム」と名づけられている。
建築的特徴
エミレーツ・スタジアムは、四層に積み上げた観客席をすり鉢状に巡らせたボウル型の競技場である。屋根は、四基の巨大なトラスに支えられ、そこからカンチレバー状に張り出して観客席を覆う。場内に視界をさえぎる柱はなく、どの席からもピッチを見渡せる。外周は透明感のある被覆パネルで覆われ、昼は軽やかな曲面として、夜は内側から光る姿として、街に開かれた表情を見せる。
意義・現在
ハイバリー時代の歴史を受け継ぎつつ、エミレーツ・スタジアムは、プレミアリーグを代表する近代的な競技場のひとつとなった。サッカーの試合だけでなく、コンサートなどの大規模イベントの会場としても用いられ、ロンドン北部の新たなランドマークとして親しまれている。
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