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FIG. 01 — Q2547464
セミョノフスカヤ駅 Semyonovskaya
モスクワ地下鉄アルバーツコ=ポクロフスカヤ線の深層駅。大戦下の1944年に「スターリンスカヤ」として開業し、武器を象る浮彫など戦勝の主題で全体を飾るスターリン様式の戦時駅である。
§1 — 概要概要
モスクワ東部のソコーリナヤ・ゴラ地区に位置する、モスクワ地下鉄アルバーツコ=ポクロフスカヤ線の深層駅である。第二次世界大戦下の1944年に開業し、戦勝を主題とする豪奢な装飾で知られるスターリン様式の駅である。
歴史
当駅は1944年1月18日、スターリンスカヤ広場の下に「スターリンスカヤ駅」として開業した。1950年までは、モスクワ地下鉄で最も深い駅であった。1961年の脱スターリン化に際し、近隣の地名にして名門セミョノフスキー連隊の名の由来でもある「セミョノフスコエ」にちなみ、現在の駅名へ改称された。設計はサムイル・クラヴェツとヴェー・アフメチェフが担当した。2005年から翌年にかけて、エスカレーターの更新と全面的な改修が行われている。
建築的特徴
当駅は、パルチザンスカヤ駅と同時期に建設された戦時下の駅らしく、軍事を主題とする装飾で覆われる。側壁には剣・狙撃銃・機関銃など、大戦で用いられた兵器を象る浮彫が並び、ホーム端には勝利勲章と赤軍を讃える銘が掲げられている。当初はパイロン式として計画されたが、施工中に柱式へ変更され、結果として二重幅のホームに四列の柱が立つ異例の構成となった。柱は赤と白の大理石、外壁は灰色の大理石で仕上げられている。
意義・現在
当駅は、戦時下にあってなお地下鉄を国家の威信の場として築いた、ソ連の姿勢を示す記念碑的な作例である。兵器の図像を建築装飾へと昇華させた点で、社会主義リアリズムの図像表現を今に伝える遺構でもある。ロシアの地域文化遺産に指定され、現在も現役の駅として用いられている。
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