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FIG. 01 — Q2551396
ヴィヒノ駅 Vykhino
モスクワ地下鉄タガンスコ=クラスノプレスネンスカヤ線の地上駅。1966年にジダノフスカヤとして開業し、近郊鉄道とホームを共有する複合ターミナルを構成する。モスクワ随一の混雑駅として知られる。
§1 — 概要概要
ヴィヒノ(Выхино)は、モスクワ地下鉄タガンスコ=クラスノプレスネンスカヤ線の地上駅である。1966年12月、ジダノフスキー放射線の終端として開業した。地下鉄駅であると同時に、カザン方面の近郊鉄道とホームを共有する複合的な乗換ターミナルを構成しており、モスクワ南東縁の交通の要衝となっている。
歴史
開業時の駅名は、ソ連の革命家・政治家アンドレイ・ジダノフにちなむ「ジダノフスカヤ」であった。1988年、1960年にモスクワへ編入された村の名をとって現在の「ヴィヒノ」に改称された。2013年にレルモントフスキー・プロスペクト方面へ路線が延伸されるまで、長く同線の南東端の終着駅であった。設計はアレクサンドル・ストレルコフとヴィクトル・チェリョーミンによる。
建築的特徴
ヴィヒノは、地下化を避けて地表に設けられた数少ない駅の一つである。複合ターミナルは四面のホームをもち、うち二面が島式ホームで、近郊鉄道が六線中四線を、地下鉄が残る二線を使う。地下鉄と鉄道の乗換動線が複雑に組まれ、特定のホーム間を直接行き来できない独特の構造をもつ。装飾を排し機能に徹した構成は、過剰な意匠を戒めた1950年代後半以降のソ連建築の方針を反映している。
意義・現在
郊外の人口集中地に近い末端の結節点であることから、ヴィヒノは想定を超える乗客を集め、モスクワ地下鉄で最も混雑する駅として知られるようになった。建築的な華やかさよりも、都市の膨張と通勤需要を一身に引き受ける装置としての性格が際立つ駅であり、ソ連後期の大量輸送の現実を映す存在である。
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