EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ココーシュニクKokoshnik

ロシア建築における半円形または尖頭形の装飾的な破風。ロシアの女性の伝統的な頭飾り(ココーシュニク)に形が似ることからこう呼ばれる。屋根の付け根やドームの基部、窓の上などに段状に連ねて配され、構造的な役割よりも装飾と垂直感の演出を担う。16〜17世紀のロシア建築で多用され、ロシア・ビザンティン様式やネオ・ロシア様式の聖堂・建物でも特徴的な意匠として受け継がれた。

金色の玉ねぎ型ドームの下に、緑と白で縁取った半円形の破風が幾重にも並ぶ
モスクワ、赤の広場のカザン聖堂(1993年再建)。ドームの基部に半円形のココーシュニクが段状に重なるDmitry Ivanov. / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
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