EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ランタン塔Lantern tower

ランタン塔(lantern tower)は、教会堂の身廊と翼廊が交わる交差部の上に立ち上げる塔で、側面に窓を開き、交差部の真上から堂内へ光を落とす。内側から見上げると塔の中が吹き抜けとなって明るく輝くため、灯籠(ランタン)の名で呼ばれる。ドームの頂部に載る小塔(ランタン)とは別の形式である。ロマネスク期からノルマンディーとイングランドの聖堂で好まれ、ルーアン大聖堂の交差部の塔や、イーリー大聖堂の八角形の塔がよく知られる。

八角形の木造の塔の内部が窓からの光で明るく輝き、放射状のリブが広がる
イーリー大聖堂の八角形のランタン塔(14世紀)を内側から見上げるDiliff / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons
関連様式 ゴシック建築
この用語が登場する建築 ルーアン大聖堂