EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

楕円平面Oval plan

円を引き伸ばした楕円を基本とする平面。二つの焦点をもつため、円のような完結した静けさではなく、軸に沿った運動と緊張をはらむ。バロック建築はこれを愛し、教会堂や広間に楕円のドームや空間を用いて、見る者を内へ引き込む動きを生んだ。ローマのサンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂(ベルニーニ)が代表例である。

金色の格間で覆われた楕円形のドームを見上げた写真
ローマのサンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂(ベルニーニ)の楕円形のドームArchitas / CC BY-SA 4.0 — Wikimedia Commons
様式史の章 劇場としての建築